概要
画像を「見た目の感覚どおり」に明るく・暗くする、いちばんシンプルな明るさ調整です。
新規タブのテンプレートにも置かれている入門ノードで、パラメータは amount の1つだけ。
OKLCH(知覚均等色空間)基準なので、色味によって効きがばらつきません。
使い方のポイント
- 実用域は ±0.05〜±0.2 程度。±0.5 を超えると白飛び・黒つぶれに近づく
- 「昼と夜」「通常と洞窟内」のような明るさ違いバリエーションは、
amountを 変数化してbatch_renderで量産するのが定番 - コントラストも一緒に変えたい(暗部だけ・明部だけ)場合は、このノードではなく
tone_curveを使う。均一に足し引きするのがこのノードの守備範囲 - ディテールを保ったまま陰影の「色」も変えたい場合は
gradient_mapの方が ドット絵的にきれいにまとまることが多い
よくある失敗
- 明るくしたら色が薄くなった: OKLCHのLを上げると白に近づくのは正常な挙動。
鮮やかさを保ちたい場合は
oklch_adjustでLと彩度Cを同時に調整する - パレット管理素材の色がズレる: ピクセル色を直接書き換えるため、減色済み素材に
かけると色数が増える。後段に
palette_quantizeを置くか、palette_adjust_oklchで パレット側を動かす
技術詳細
各ピクセルをRGBからOKLCHへ変換し、Lに amount を加算してからRGBへ戻します。Aチャンネルは変更されません。
以前の単純なRGB加算より、元の色味に左右されにくい明るさ調整になります。RGBチャンネルを直接足し引きしたい場合は RGB調整 を使います。
関連ノード
tone_curve— 暗部・明部を個別に制御したい場合oklch_adjust— 明るさ+彩度+色相を同じOKLCH基準でまとめて調整hsv_adjust— HSV感覚での調整(色相シフト含む)auto_levels— 明暗レンジを自動で広げたい場合