概要
孤立した1pxのゴミと1pxの穴だけを整える、保守的な掃除ノードです。 自動生成・変換系の処理(文字ラスタライズ、マスク合成、ディザ)の後に挟んで、 ドット絵として気になる「ポツポツ」を消します。
使い方のポイント
- 仕上げ直前の定位置ノード: 「最終出力の1つ手前」に置いておくと 上流をいじってもゴミが出にくい
- 効きが弱ければ
passesを増やす。それでも残る大きめのノイズはmorphologyの Open/Close の仕事 - 消したくない意図的な1pxドット(星・ハイライト)や、顔・目・細線がある場合は
補正許可範囲を接続する。白い所だけ直すなら「白い範囲内」、白く塗った所を 守るなら「白い範囲外」を選ぶ - 半透明を完全透明/完全不透明へ揃えたい場合だけ
binarize_alphaをONにする。 「孤立ピクセルを消す」「1pxの穴を埋める」「アルファを二値化」をすべてOFFにすると、 入力画像を画素データごと変更せず返す
関連ノード
morphology— 半径指定の本格的な整形silhouette_cleanup— L字段差の整理(相補的な仕上げ)text_rasterize/dither— ゴミが出やすい上流の例
注意
- 本ノードは保守的な 1px 補正に絞っています。大きな穴埋めやメディアンフィルタではありません。
- 新しく埋めたピクセルの色は、元の近傍色から平均して補完します。
- アルファだけで形を判定するので、色が違っても透明度が同程度なら同じ塗り領域として扱います。
binarize_alphaがOFFなら、掃除で形が変わらなかったピクセルの元の透明度を保持します。- 補正許可範囲は画像サイズへ最近傍で拡大・縮小され、
明るさ × アルファが0.5以上の 画素を白い範囲として扱います。境界をぼかす用途ではなく、硬い選択範囲として使います。 - マスクは「変更してよい画素」だけを制限します。孤立点・穴の判定はマスク外も含む 画像全体で行うため、マスク境界に接した形を誤って孤立点とはみなしません。
使用例
Text Rasterizeの小さなノイズを整えるMask Boolean後の 1px 欠けを埋めるNoiseやDither後の散った 1px を間引く- 顔と目を白いマスクで保護し、服や装備の散った1pxだけを掃除する